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施工事例3(撫養堤防)

徳島県内における、リアクトライズの施工事例を紹介いたします(その3)。

・撫養堤防(徳島県鳴門市内)
・期間:平成29年4月~平成29年9月
・施工部:堤防A=150㎡
・使用薬剤:リアクトライズ
・施工器具:ローラー
・本工事は南海地震対策の堤防改良工事の中で、堤防の長寿命化対策を目的として堤防の上部工及び護岸コンクリート 海岸側側壁に対して表面含浸工が計画された。
対象構造物は新設構造物であり、躯体に十分な遊離カルシウムが存在するために、カルシウム補助剤カルサプリは使用せずに、けい酸塩系表面含浸剤リアクトライズのみ塗布を行った。リアクトライズを塗布すると、コンクリート内部の遊離カルシウムと反応し、コンクリート空隙を埋め、コンクリート表層部に保護層を形成することにより、コンクリート内部を健全な状態に保つことを狙いとした。
施工直後と施工4ヶ月後に施工面より試料を掘削採取して、含浸材のアルカリ成分を分析することにより含浸深さの測定を行った。施工直後には表層部(0~5㎜)に存在したアルカリ成分が、施工4ヶ月後には雨や水の影響より、躯体の奥深く(~15㎜)へと拡散浸透する傾向が確認されました。

堤防の様子

施工の様子

小鳴門海峡を眺める

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