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施工事例18(堀越橋)

 今回は、鳴門スカイラインに架かる堀越橋橋梁補修工事の施工事例を紹介いたします。

堀越橋(鳴門スカイライン)

・堀越橋橋梁補修工事:徳島県鳴門市
・施工面積:約640㎡
・施工場所:橋脚部
・施工方法:噴霧器
・工事期間:2022年1~3月
・使用薬剤:カルサプリ80㎏、リアクトライズ160㎏
・鳴門スカイラインに架かる堀越橋橋梁補修工事において橋梁修繕工が行われた。
 本工事は橋梁の状態よりひび割れ注入工、断面修復工、表面含浸工の工事が計画された。表面含浸工においては、塩害及び中性化対策を図る目的より、カルシウム補助剤「カルサプリ」併用のけい酸塩系表面含浸材「リアクトライズ」よる施工が行われた。
 リアクトライズを塗布すると、コンクリート内部の遊離カルシウムと反応し、けい酸カルシウム水和物(C-S-H)の保護層を形成する。3種混合のけい酸塩が表層部を緻密化することにより、海水や空気中の炭酸ガスの進入を防ぎ、コンクリート内部を健全な状態に保ちます。その保護効果を高めるためにカルサプリも併用した。リアクトライズにはヘアクラックの閉塞効果があることもメリットである。
 施工後に白華がみられる箇所も見受けられたが、保護層形成の証でもあるため、今後とも外観観察等の経過観察より確認をしてまいります。

堀越海峡に架かる橋梁

北東方向には鳴門海峡

南西方向にはウチノ海

施工後橋脚の様子(2022年4月撮影)

施工時の様子 高い橋脚(2022.2月撮影)

施工部の様子

リアクトライズ施工時(噴霧)の様子

施工部の外観

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