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コンクリートの長寿命化コンテンツ

コンクリートによくある変状、不具合

ここでは、コンクリートによくある変状、不具合について説明をいたします。


①ジャンカ(豆板)
型枠を外したときに表面に豆が集まったように見える不具合。駄菓子の豆板(まめいた)に様子が似ていることに由来。コンクリートの打ち込み中に粗骨材ばかりが集まってできる不良部分でジャンカともいう。
ジャンカ事例

②コールドジョイント
コンクリートを打ち重ねる際に、先に打ち込まれたコンクリートと後から打ち重ねたコンクリートが一体化していない不連続面、一体にならない継ぎ目のこと。
コールドジョイント事例

③乾燥収縮ひび割れ
コンクリート打設後に乾燥収縮することで、その収縮が拘束されることにより生じる引張応力に部材が耐えられなくなって生じるひび割れ。セメントの水和反応に伴う自己収縮が要因であり、コンクリートの単位水量を小さくすること、乾燥収縮の小さい骨材の使用が有効です。
乾燥収縮ひび割れ事例

④亀甲割れ
コンクリート中の水分の急速な蒸発より、凝結前のコンクリート表面が乾燥し、内部のコンクリートとの収縮差から生じる表面ひび割れのことをいう。亀の甲羅状のひび割れになることが多いことから亀甲(きっこう)という。
亀甲割れ事例

⑤エフロ
コンクリートのひび割れなどからのカルシウム塩析出をエフロレッセンス、通称エフロといいます。コンクリート表面で固化して結晶化し、垂れ下がる場合にはつららになる。エフロの成分はセメント中の水酸化カルシウムが空気中の二酸化炭素と反応してできる炭酸カルシウムです。
エフロ事例(つらら)

⑥白華
エフロとは別に、コンクリートのひび割れなどからのアルカリ塩析出を白華と区別しています。白華の成分は、水酸化カルシウムやけい酸化合物などのアルカリ成分が白く析出したものです。
白華事例

⑦ポップアウト
ポップアウト(Pop-out)とは、コンクリート表面が局所的に飛び出すように剥離する現象をいう。コンクリート材料に含まれる材料が異常膨張し、その膨張より表面が剥離する。アルカリシリカ反応や凍結融解などが主原因となる。
ポップアウト事例

⑧スケーリング
コンクリート表面の剥離状態をいう。コンクリートが凍結融解をうけて劣化した結果、コンクリート表面部が徐々に剥落していくこと。
スケーリング事例


リアクトライズ&カルサプリは、C-S-H層の保護層形成により、透水抑制効果やひび割れ閉塞効果より、アルカリシリカ反応、スケーリングを間接的に抑制します。また0.2㎜以下のヘアクラックであれば亀甲や収縮クラックの閉塞に効果的です。
しかし、ジャンカやコールドジョイントなどについては、別途補修を必要とします。


*0.2㎜以下のヘアクラックに有効

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