コンテンツ

top > コンクリートの長寿命化コンテンツ

コンクリートの長寿命化コンテンツ

施工事例9(暴露供試体試験)

これまでに予防保全対策、長寿命化対策における本技術の有効性について、試験体実験、実施工による検証を重ねてまいりました。その上で、より長期的な効果検証、実証データの必要性に鑑み、岐阜大学の小林孝一教授にご協力を頂きまして、若手コンクリート研究会の暴露供試体試験に参加をさせて頂くことに至りました。その時の様子につきましてご紹介いたします。

・暴露供試体試験(三重県熊野市鵜殿地区)
・主催:若手コンクリート研究会 海洋コンクリート構造物ワーキンググループ
・期間:平成30年11月開始(弊社)
・施工部:供試体(1300×120×120㎜)×9本、合計A=5.8㎡
・使用薬剤:リアクトライズ&カルサプリ及びリアクトライズ(撥水型)
・施工器具:刷毛
・試験項目:外観、鉄筋腐食、コンクリート腐食についての詳細データ取り
・備考:海洋コンクリート構造物WGでは、1986年から30年以上試験活動を続けておられま す。平成30年度の測定では、弊社の試験体もこの試験に参加をさせて頂くことになりました。今後、2年おきに測定を行い供試体の状況を観察してまいります。
・経過確認(3年後):2021年12月の設置3年後の自然電位と分極抵抗値の測定から、施工試験体は無塗布試験体と比べて腐食速度が遅い経過が確認されました。

徳島から熊野まで試験体を移送。途中の橋杭岩の様子
(海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、橋杭のように見える奇岩)

曝露試験場に到着
(大学や企業のが設置した供試体が約150本あるそうです。)

供試体を設置

七里御浜を望む
(熊野灘に面して鬼ヶ城から熊野川まで弧を描き、七里(約20km)続く美しい浜)

各種の測定作業
(今後2年間隔で、長期的に測定と状況確認を行ってまいります。)

--UMAI CHEMICAL-------------------
お問い合わせはこちらまで
【お問い合わせフォーム】

0 件のコメント:

コメントを投稿