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施工事例15(西之坊橋)

 今回はリアクトライズ+撥水(+H)の施工について紹介をいたします。



・西之坊橋:愛媛県四国中央市
・施工面積:A=約700㎡
・施工箇所:橋梁上部工及び床版下面
・期間:令和3年1~3月
・使用薬剤:リアクトライズ+H 200㎏
・本工事は、昭和43年架設橋梁の橋梁耐震工事に合わせて、橋梁の延命化のため中性化対策を目的として「撥水作用を付与したオールインワンのコンクリート含浸材」のリアクトライズ+Hの施工が計画された。当該橋梁は架設後50年が経過し中性化が進行していた。一部には腐食が鉄筋にまで及んでいたため、ポリマーセメントモルタルで断面修復を行った。その後床版下面と側面部分及び上部の歩道部分についてリアクトトライズ+Hによる表面含浸工が行われた。施工面は白華等の変状もなく良好な仕上がりであった。
リアクトライズ+Hは撥水作用が付与してあるため、施工後に霧吹きで水を吹き付けて施工確認を行った。施工箇所は水をはじき表面含浸工が施されていることが確認できた。

西之坊橋

工事の様子

使用薬剤(リアクトライズ+H)

歩道部施工の様子

鉄筋にまで腐食が及ぶ箇所
(鉄筋の裏側まではつり取る)

ポリマーセメントモルタルで断面修復
(鉄筋には防錆処置を施した後に)

床版裏面施工後の様子

霧吹きで水を吹き付ける
(施工1週間後)

撥水作用付与により水をはじく様子

別の箇所も確認してみる

撥水作用を確認

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