今回は、国土強靭化対策工事における「リアクトライズ+H」使用事例を紹介いたします。
四国横断道下部工事(写真は津田高架橋)
・令和3年度 四国横断道下部工事(津田高架橋及び江田高架橋 国土強靭化対策工事):徳島県徳島市
・施工面積:約400㎡
・施工箇所:橋脚下部
・工事期間:2022年7~9月
・使用薬剤:リアクトライズ+H(撥水) 両橋脚を合わせて100㎏
・国土強靭化対策工事の一環として、横断道下部工のコンクリート橋脚の緻密化を図るために「リアクトライズ+H」の使用が計画された。リアクトライズ+Hには、けい酸塩系表面含浸材を主成分として且つ撥水剤(シラン)も添加配合されており、1材でけい酸系+シラン系のオールインワン効果をもたらすコンクリート含浸剤である。
横断道は海岸沿い(津田高架橋)から、内陸部(江田高架橋)へと延伸する箇所となっており、新設工事における塩害対策及び中性化対策等に総合的に効果を発揮することを期待してコンクリート表面含浸剤には「リアクトライズ+H」が選定された。7月に施工をした箇所は、9月になっても撥水作用が確認され施工結果は良好であった。更に見た目よりヘアクラックの閉塞効果が分かると喜んで頂きました。
施工確認には「シールdeチェッカー」を試しその有効性を確認した。横断道の延伸工事は続くため、今後も両新技術の活用をお願いしていきたい。
◇津田高架橋(事例)
工事箇所
リアクトライズ+H施工面の様子
ヘアクラックが塞がっているとのこと
その施工面の様子
水をかけると「リアクトライズ+H」の撥水作用がみられる
(施工確認ができる)
◇江田高架橋(事例)
工事箇所
施工済み面
施工済み面に水をかける
リアクトライズ+Hの撥水作用を確認
(施工確認ができる)
施工時には「シールdeチェッカー」(別売)で施工確認ができることを説明
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